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静岡の商工業

静岡の商業は、卸売の販売額の減少が目立ちます。産業別就業者数は、第一次産業と第二次産業が殆どです。製造業、サービス業、卸売小売業、飲食業、建設業で、静岡の就業者の8割を占めます。製造業は、ピアノ生産量がやや漸減するも、安定基調が見られます。

輸出規模、携帯電話加入、自動車保有数は拡大傾向、郵便量は安定基調が見られます。

電力使用量は増加を続け、企業所得は増加するも、個人所得も激減はないので、県民は比較的豊かであり、産業も「失われた10年」を超えて、やや安定の方向に向いていると謂う事が出来るかも知れません。

第一次産業革命

日露戦争に勝利し、富士紡績小山工場、鈴木式織機株式会社、富士製紙鷹岡工場、四日市製紙芝川工場、山葉風琴工場など、技術革新により次々と産業が興ります。更に第一次世界大戦を契機に、更に紡績工業、染色工業が発展します。
米騒動の時は、静岡市、浜松市、江尻町(清水町)、富士川町などで民衆が米屋を襲撃したようです。

昭和恐慌と軍需産業の発達

昭和恐慌の中、清水食品株式会社や後藤缶詰所がマグロと蜜柑の缶詰を生産します。これで静岡の缶詰生産量は当時、全国一位となりました。
満州事変では、静岡連隊も満州へと赴きます。日中戦争では静岡連隊は上海に出征します。1941年に大東亜戦争が始まると、軍需産業が発展します。

戦後は、静岡も例に漏れず、朝鮮戦争の恩恵を受け、復興します。田子の浦港のヘドロ公害を経て、静岡は都市化し、現在では伊豆は観光地として、富士地区は製紙業、遠州地方は自動車・オートバイ・楽器産業が発達しました。また、新幹線も、熱海・三島・新富士・静岡・掛川・浜松と6駅発着します。

清越金山

伊豆の金山は、佐渡の金山と並び、江戸時代幕府の財政を支えてきました。清越金山は昭和7年、中外鉱業株式会社によって採掘が開始され、鉱石1トンあたり300グラムの金含有率を誇ってきました。銀も産出されたようです。近代に入り、金価格の下落、人件費高騰、町との水脈保全協定の為、それ以上の採掘が困難になり、昭和52年5月に休山となりました。
現在では、純金風呂で名を馳せた「船原ホテル」と並んで、本で紹介される「静岡の廃墟スポット」としても名前を残しています。

参考書籍

静岡県/統計センターしずおか(http://toukei.pref.shizuoka.jp/t-shizuoka/top.htm
静岡県の歴史散歩 監修 式守富司 福田以久生 株式会社 山川出版社発行
廃墟の歩き方2潜入篇 栗原亨 株式会社イーストプレス発行



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